3. 細胞操作ファイバーテクノロジー
3. 細胞操作ファイバーテクノロジー
バイオケミカルモジュレーションのための多剤時間差徐放マトリックスの開発
抗がん剤の使用において複数の薬剤を時間差で投与することで治療効果を増強できる場合があります. そのような多剤併用による抗がん効果増強作用はバイオケミカルモジュレーションと呼ばれます. この研究では異なるモデル抗がん剤分子の時間差プログラム二重徐放システムを、薬剤を担持させた積層型ナノマイクロファイバーマトリックスを用いて実現しました. 当該マトリックスを腫瘍切除部に添付し集中的に異種抗がん剤を順序計画徐放させることで、副作用の低減および治療効果の増強に働くDDSが可能となります.
クロススプレー電界紡糸法によるナノファイバーメッシュの迅速機能化技術の開発
がん細胞特定的捕捉および殺傷のためのファイバーメッシュDDSの開発
